第1章-10|喜べない退院。突然始まる「本当の介護」🏠🌪️

退院の帰り道、車内で嘔吐し怒鳴るジジと、戸惑う母フーちゃん、運転しながら困惑する筆者かおにのイラスト。突如始まる在宅介護に対して、大きな不安を感じている描写。 第1章|父との別れまで

 

皆さま、こんにちは🐻🪴✨

今日もお疲れ様です🫖🥣 かおにです🍪

 

先日、愛犬のぴぽんちゃんと公園をお散歩していたら、思わず足を止めてしまいました。🐶🐾

そこには、一面に咲き誇る**雪柳(ユキヤナギ)**の花。🌿✨

少し前までは寒さに耐える枯れ枝のようだったのに、今は真っ白でふわふわとした雪のような花が、春の風に優しく揺れています。

「あぁ、本当の春がやってきたんだな……」

そんなふうに、白く染まった景色を見つめていた時、ふと思い出したのは数年前のあの日のことです。

わが家にも、かつて「新しい季節」がやってこようとしていました。

やっとの思いで退院してきた、ジジとの新しい生活。

けれど、それは目の前の雪柳のような穏やかな春の訪れではなく、激しい嵐を予感させるような、そんな幕開けだったのです。

 

——待ちに待った、退院の日。

私は期待と少しの不安を胸に、病院へと向かいました。

そこから始まる「本当の介護」という日々の、本当の姿も知らずに……。🏠🌪️

横向きに描かれた、シンプルで温かみのある茶色のお花。物語の始まりと終わりを知らせるライン装飾。

 

💠退院後すぐ始まる自宅介護|準備不足で直面した現実と家族の不安💠

 

待ちに待った退院の日。看護師さんに連れられて面会スペースに現れたジジの姿に、私は息が止まりそうになりました。

1ヶ月前とは別人のように痩せ細り、頭はぺたんこ。何よりショックだったのは、ジジが車椅子に乗ってやってきたことでした。👨‍🦼

 

「えっ……車椅子……?」😢

 

喜びよりも先に、心に冷たい風が吹き抜けたのを覚えています。🌪️

入院病棟から車へ移動するわずかな時間でも、車椅子の揺れに酔ってしまったのか、車に乗り込んだ途端にジジは嘔吐してしまいました。🤢

パニックになりながら、何故か母フーちゃんに怒鳴り散らすジジ。

退院の帰り道、車内で嘔吐し怒鳴るジジと、戸惑う母フーちゃん、運転しながら困惑する筆者かおにのイラスト。突如始まる在宅介護に対して、大きな不安を感じている描写。

「これ、連れて帰って本当に大丈夫なの……?」😨

 

やっとの思いで家の駐車場に到着しました。

でも、ここからが本当の戦いの始まりだったんです。

  • 玄関ポーチの数段の階段: 普段は何とも思わないこの段差が、今のジジにはエベレストのように高く見えました。
  • 母フーちゃんの植木鉢: 手すりのそばにきれいに並んでいたけれど、ジジが「どかせ!」と一喝。母フーちゃんが慌てて片付け、道を確保しました。
  • 命綱の手すり: 正直、それまでの私にとって手すりは、ただの「壁の飾り」のようなもの。あってもなくても気にならない、無頓着な存在でした。

 

🙎‍♀️💬私(心の声)
「新築の時に『一応つけておくか』程度で選んだこの手すりが、まさかこんな形で役に立つなんて……」

 

🙎‍♀️私「ジジ、ゆっくり。この手すり、しっかり掴まって!」

 

👴ジジ「……おう。これがあって助かったな」

 

🙎‍♀️私「本当だね。なかったら家に入ることすらできなかったよ……」

(実は、この数年後……。
母フーちゃんを私の家で「自宅介護」することになった際、この玄関アプローチに手すりがないという事態に直面し、後付け工事をすることになります。本来、介護保険を使えば数割負担で設置できるものですが、当時の私たちはまた別の「壁」にぶつかることに……。その時、この「ジジの時の手すり」がどれほどありがたい存在だったか、身に染みて思い知ることになるのです。)

 

😓…なんとか玄関を突破。

でも、家の中に上がる「たった一段」で、ジジの足が止まりました。


靴を脱いで、上がる。ただそれだけの動作が、今のジジには全身全霊の作業。

 

🙎‍♀️💬私(心の声)
「退院すれば、また元の生活にゆっくり戻れる。そう信じていた風景とは、あまりにもかけ離れてる…これが現実なの❔😢」

 

😮‍💨…なんとか家の中にジジを上げ、崩れ落ちるように座り込んだ時、私の心に冷たい風が吹き抜けました。🌪️

 

🙎‍♀️💬私(心の声)
「ジジには悪いけれど……大変な人を連れて帰ってきてしまった。これ、もう『介護』そのものやん」🛡️

 

🌊理想と現実のギャップ。

「ラッキーな手すり」に救われながらも、目の前に突きつけられたのは、これまでとは全く違う重みを持つ「新しい日常」の幕開けでした。

  • 準備不足の焦り: 介護用に家を整える間もなく、何が必要かもわからないままのスタート。💨
  • Amazonが頼みの綱: まずは車を汚さないための「嘔吐袋」を即座に注文。帰省中にできることを必死に探しました。📦

 

1ヶ月ぶりの我が家。👴🏠✨

ジジは「やっぱり家はいいなー」と嬉しそう。

母フーちゃんが心を込めて並べた食事。

私は、ジジが「待ってました!」☺️と勢いよく食べる姿を期待していました。ところが……。

  • スズメさん並みの食事量: 大好きだったお素麺も、煮物も、一口運ぶのに数分かかる。🥣
  • 食べることが生きがいだったジジが: 結局、デザートのヨーグルトを小さく一口食べるのがやっと。😥

 

私は、Amazonで購入して持ってきた「😊ニコちゃんマークの呼び鈴🔔」をジジに手渡しました。

 

🙎‍♀️「ジジ、しんどい時はこれをチンして、お母さんに知らせや」🔔

 

その後、ジジが入院の荷物から出してきたのは、透析生活の厳しい注意書きや食事制限、送迎のルールが書かれた大量の紙でした。📄

 

😣「これを全部、母フーちゃんが一人でするの……?」 💦

 

何かあった時のために、私も一通り目を通しながら、あまりの負担の大きさに震えました。

 

🏠 忘れられない、母フーちゃんの烈火のごとき決意👵🔥

書類を出し終えた後、ジジが自分の部屋、トイレ、リビングへと、家の中の「掴まれる場所」を必死に探しながら、フラフラと移動し始めました。

 

🙎‍♀️「ジジ、可哀想やな……。手伝ってあげようかな」😢

 

思わず手を貸そうとした私を、母フーちゃんの怒声が切り裂きました。

 

👵💢「何言うてんの!人間はな!はってでも自分で動かなあかんねん‼️🔥」

 

「はってでも動け!」と烈火のごとく怒鳴る炎に包まれた母フーちゃんと、驚いて震える筆者のポラロイド風イラスト。

……正直、震え上がりました。

 

突き放すことでジジの筋力を維持させようという母フーちゃんなりの覚悟だったのかもしれませんが、その気迫はまさに鬼の形相。

 

ジジの介護を一身に背負う覚悟の母フーちゃんには、娘の私は一生口答えなどできない……そう痛感した瞬間でした。

(※ちなみに1年半後の母フーちゃん……2度目の脳梗塞後、あんなに「自分で動け」と怒鳴っていたのが嘘のように、家族総出で靴下を履かせてもらい、手引きでおトイレに行く「至れり尽くせりのお姫様」になっていました。

あの時のセリフ、特大のブーメランやん!と今なら突っ込めます笑😅)

 

💡今日の生産性向上ミニコラム

生産性向上ミニコラムの開始を示す、わんちゃんとノートのイラスト。

🔸「正確な情報」が迷いを消す🔸

急に車椅子が必要になった時、実は自治体の「地域包括支援センター」で短期貸出(1ヶ月程度)をしてくれる場合があります。

病院やスーパーで借りるのも手ですが、自宅に一台あると安心。

リース契約の前に、まずは包括さんに電話してみるのが、一番の時短&節約術です!🚀💨

筆者が、笑顔で車椅子を押しているイラスト。介護用品の準備をイメージ。
生産性向上ミニコラムの終了を示す、水色チェック柄の飾り枠。

 

かおに🫖心のカタログ📖

実体験で役立ったものだけを少しずつ紹介しています。🧸🌿

皆さまの小さな助けやほっとする時間になれば嬉しいです。🕯️✨

よろしければ、参考にしてみてください🫧

今回は、介護生活の「もしも」を支えてくれた安心セットをご紹介します😊

《👵介護用品編🛡️💪》😊WEKOILコールベル🔔

🔷 使った場面

ジジに渡して、別室にいても何かあればすぐに呼べるようにしました。部屋のどこにいてもパッと目に入るよう、元気な「黄色」を選んだのがポイントです🌻

🔷 役立ったポイント

視認性が抜群!パッと明るい黄色とニコちゃんの表情が、ジジの枕元を少しだけ明るくしてくれました。シンプルな仕組みなので、お互いの安心感に繋がります✨

🔷 こんな人におすすめ

  • 介護で離れた部屋にいる家族との連絡をスムーズにしたい方
  • お部屋のアクセントになるような、明るい介護用品を探している方

🔽私のおすすめです🐰🌿🫧
🛒🛍️

《👵介護用品編🛡️💪》備えて安心 嘔吐袋

🔷 使った場面

透析の送迎車やマイカーの座席ポケットに忍ばせたり、家族が感染症で隔離になった時に渡したり。実際の介護現場だけでなく、日常の「もしも」の備えとして活用しました。

🔷 役立ったポイント

「持っている」だけで心が軽くなるお守りアイテムです。結局ほとんど使わずに済みましたが、車や寝室に備えておくことで、急な体調不良への不安がグッと減りました🛡️✨

🔷 こんな人におすすめ

  • 外出先や夜間の急な体調変化に、慌てず備えたい方。
  • 車酔いしやすいお子様や、家族の急な体調変化に備えたい方

🔽私のおすすめです🐰🌿🫧
🛒🛍️


🛒 ただいまAmazonボタン🔘を準備中…✨リンクが繋がるまで、もう少々お待ちくださいね😊🙏

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🪟次回の予告

ジジの静かな決意と、わが家に流れる不思議な空気。

切なさに包まれた夜の後に待っていたのは、想像もしなかった「あの人」の強烈すぎる一言でした。

涙も不安もどこかへ吹き飛んでしまうような、わが家らしい朝の風景をお届けします。🌿🏘️✨

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横向きに描かれた、シンプルで温かみのある茶色のお花。物語の始まりと終わりを知らせるライン装飾。
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